前回記事で紹介したfreeeの便利機能「+更新」。
この「+更新」をより便利に使い易くできるアプリが、freeeアプリストア内にあります。
『前受/前払入力アプリ』
その内容を見てゆきましょう。
アプリの利用場面
『前受/前払入力アプリ』の概要説明ページでは、次のように説明されています。
このアプリでできること
freee会計で年額などの前受/前払を先日付で仕訳する際の取引の+更新での登録を自動化できます。
freeeヘルプセンター 前受/前払入力アプリで経過勘定の振替を行う より引用
アプリ内で按分期間を指定することで、freee会計に取引の+更新が登録された新規取引を作成することが可能です。
アプリから新規登録の取引や、既にfreee会計で登録した取引に対して取引の+更新を実行することができます。
このアプリを使うことで、
- 経過勘定(前受・前払取引)を入力できる
- そこに経過勘定の按分期間を設定することで、按分期間中の+更新取引の全てを自動入力できる
- 既にfreee会計で登録された経過勘定取引についても、+更新取引の自動入力ができる
ということです。
例えば、1年分を前払した場合に、
- freee会計の「+更新」 → 月次按分のために12回「+更新」を入力する
- 前受/前払入力アプリ → 最初に按分期間を設定することで、12回分の「+更新」仕訳を自動生成する
と、入力の手間が減り、さらに入力の漏れを防ぐことができるメリットがあります。
使用方法
①freeeアプリストアへアクセスし、「freee公式アプリ」→「前受/前払入力アプリ」を選択
or 検索窓に「前受/前払入力アプリ」と入力
②「アプリを利用する」を選択
③アプリの連携を許可する
④freee会計に新たに前受・前払取引を入力する場合は「新規取引登録」を、
既存の前受・前払取引を期間按分する場合は「取引一覧」を選択
⑤(新規取引登録の場合)取引登録に必要な事項を入力する
また、下部で按分期間、按分開始月、振替先勘定科目、消費税を設定する
⑥「取引登録が成功しました。」の表示が出たら、取引詳細を確認する
⑦次の通り、「+更新」が一式入力されます
なお、④で「取引一覧」を選択した場合、freee会計に登録済の取引から対象となるものを選択し、以降は⑤〜と同様となります。
まとめ
freeeのアプリ『前受/前払入力アプリ』について紹介してみました。
アプリを使用するまでの手間もほぼ無く、使い易いツールですね。
毎月の振替を漏れなくスムーズにできますので、ぜひ活用してみてください。