神奈川県では、4〜6月分の月次支援金受給者について、追加で一定額を上乗せ受給することができます。
この「神奈川県中小企業等支援給付金」をざっくり確認してゆきます。
制度の概要

対象者
次の全てを満たした場合に受給することができます。
- 国の「月次支援金」の支払いを受けている
- 神奈川県や他の自治体の飲食店に関する協力金の対象となっていない
- 神奈川県や他の自治体の大規模施設等に対する協力金の支払いを受けておらず、今後も受給の予定がない
- 神奈川県内に本店や主たる事務所がある、または、神奈川県内で主たる事業を行なっている
- 酒類販売事業者等(酒類の製造、卸売、小売の各事業者)ではない
- 給付金の受給後も事業継続や立て直しの意思がある
「月次支援金」と同様、他の協力金の支給対象者はこの制度の対象とはなりません。
なお、酒類販売事業者等については別途、「酒類販売事業者支援給付金」制度が設けられています。
詳細はこちら。
対象月
2021年4月〜6月の3ヶ月のうち「月次支援金」の支給対象となった月が対象となります。
2021年7月〜9月が対象月に追加されました。
申請期間:令和3年9月1日〜令和4年1月31日
給付額
法人:5万円/月
個人:2.5万円/月
定額支給です。月次支援金の金額に関わらず、この金額が支給されます。
手続きフロー

1.「神奈川県中小企業等支援給付金事務局HP」より、
・申請の手引き
・給付申請書兼宣誓・同意書
を確認、ダウンロードします。
2.下記の申請書類を準備します。
- 記載済の給付申請書兼宣誓・同意書
- 月次支援金の給付通知書の写し
(給付通知書が手元にない場合、月次支援金マイページの給付完了が確認できる画面 + 入金された通帳ページの写し) - 中小企業等支援給付金の振込先となる通帳の写し
- ※法人のみ 履歴事項全部証明書
- ※個人のみ 本人確認書類の写し(免許証など)
- ※個人のみ 令和2年分確定申告書第1表の写し + 電子申告の場合はメール詳細
通帳の写しに代えて、インターネットバンキングの「金融機関名」、「支店名」、「預金種別」、「口座番号」、 「口座名義人(フリガナ)」がわかるサイト内ページとすることもできます。
3.「神奈川県中小企業等支援給付金事務局HP」の電子申請の項目にあるリンクより、電子申請を行います。
※郵送による申請も可能です。
まとめ
まずは「月次支援金」の支給を受けることが要件となります。
支給を受けた後、こちらについても忘れずにご確認ください。
なお、弊所にて月次支援金の事前確認の受付を開始しました。
事前確認を必要とされる方はこちらよりお問い合わせください。
【明日に向けて】
オリンピックもいよいよ佳境です。
競歩とマラソンで早起きを求められ、トラック種目は夜。
規則正しい生活を続けます。